コラム

美容師になりたい!一人前になるまでの道のりとは?!

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美容師になるには、厚生労働大臣の認可を受けた養成学校の必要過程を修了し、国家試験の受験資格を得て、合格しなければなりません。いわゆる「国家資格」が必要となります。

身近なところで言えば、医師看護師・保育士幼稚園教諭・弁護士、そして普通自動車免許までもが、意外にも国家資格なのです。

なぜ国家資格が必要なのか?

日本には美容師法という法律があり、その第一条には、「この法律は、美容師の資格を定めるとともに、美容の業務が適正に行われるように規律し、もつて公衆衛生の向上に資することを目的とする。」と明記されています。

人の身体に刃物を向ける、変化を加えるということは、安全を配慮できる技術と、万が一傷つけることがあったとしてもそれに対処できる知識、伝染病予防などの公衆衛生に関して正しい対策が必要となります。

美容師養成学校に通うなら「全日制 or 通信制」?

専門の養成学校は昼間、全日制の専門学校であれば2年間、通信制ならば3年間以上必要です。全日制に通う場合、友達や多くの人間関係が得られ、励まし合いながらしっかり学べるので、現状では全日制に通って資格を得る人が圧倒的に多くなっています。

しかし、教育システムのある美容室で働きながら通信制度で三年間学べば、美容師試験を受けることができます。

通信制のメリット

○いち早く現場を経験することができる

○お金を稼ぎながら学べて、学校に通うよりも費用が安く済む

○勉強の時間を自由に決めることができる

○就職後の仕事の慣れが早い

通信制のデメリット

○美容師友達ができない

○自由に時間を使うことができる反面、勉強をルーズにしてしまう

○仕事と勉強の両立が大変

○全日制より一年長い

全日制の学校の費用が200万~280万円前後に対し、通信制は50万~70万円前後と、幅はありますがだいたい4分の1ほどで済みます。

また、現場を経験し、お金を稼ぎながら学べるという点で非常に合理的です。しかし、通信制は一人で辛抱強く勉強しなければならず、また、社会の一員として自覚を持たなければなりません。「学校」ではなく、「職場」なのですから。

通信制は三年以上という条件があり、それをクリアしなければならないので、途中で挫折することはなかなかありません。そうやって資格を得た人は、やる気も人一倍で、意外にも全日制で学んだ人よりも離職率は低いのです。

全日制でしっかり学んだ人が三年間働くかというと、実は続かないことの方が多いといいます。

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夢のスタイリストデビュー!

免許を取得したからといって、就職後すぐにお客様の髪を切ることはできません。アシスタント業務を行いながら技術を教わる必要があります。いわゆる下積み、修行期間が設けられます。

これまではだいたい3年から5年かけて修行してからスタイリストデビューすることが一般的でしたが、これからの時代は、遅くとも2年以内には一人前にすることが、多くの店で目標とされています。

なぜなら、今の時代の人たちは長期間の下積みに耐えられず、人のためにそんなに働くことができないといいます。少し寂しい理由ですね。

一方お店側としても、一刻も早く一人前になって売り上げを伸ばしてもらいたい、という思いがあるのです。

やる気次第で早くデビューすることができますが、確かな技術力を持ってお客様をお迎えすることが必要です。

大規模店舗!店舗間の繋がりは?

大規模店舗間でのスタイリスト同士の交流は、意外と少ないものです。個人的に繋がりはあるかもしれませんが、店舗によってやり方や営業方法は異なるので、それを教えてもらうことはほとんどありません。他の場所で違うやり方や技術を学んでしまうと、自分の店で通用しないばかりか、どれが何だか分からなくなってしまうので、アシスタントの段階での交流はあまりお勧めしません。

まずは自分の店舗でスタイリストデビューを果たし、一人前として認めてもらうことを優先させましょう。そうして周りを見る余裕が生まれると、「この技術を教わりたい」「このスタイリストの下で教わりたい」など、また別の目標を掲げることができるのです。

一人前になれば、色んな技術を見て身に着けるために、むしろあちこち行くことを勧められるので、積極的に挑戦してキャリアを積んでいきましょう。

千里の道も一歩から。何かを極めるのに、近道は無い!

美容師になるには国家資格が必要。それを手にした時がスタートラインなのです!

いきなり大きな結果を求めずに、目の前のことを一つずつ着実にこなしていけば、将来必ず大きな成功を手にすることができるでしょう。夢や目標を具体的に掲げ、自分を信じて頑張ってくださいね。